世界が大変でも生活は続く

 在宅シフトが続いている。


朝シャワーを浴びてまた寝間着になり猫を膝に乗せ、ソシャゲ片手に仕事し、昼休憩は猫と昼寝する。

終業時間になると買い出し用バッグを背負ってスーパーに向かい、大きな橋を越えるとき見る景色に安堵する。

いつもなら今頃急いで自分の店に向かっている時間だが今回の時短要請では休業して改装することにした。ショップカードもシステムもリニューアルする。いろいろと捗らないこともあるが要請が明けるまでにはなんとか終わりそうだ。

最近知ったがスーパーで物を買う、という行為は意外に楽しい。買いに出る前が面倒なだけで家から出てしまえば億劫さは感じない。やはり消費活動は楽しい。

サステナビリティがない生活を願ってはいけないと知りつつ、自分が安堵できるこの生活が長く続くよう願ってしまう。

        ○
お店を休業しているまん防中に旅行へ出たいと思っていたが給付金をもらっている以上禁止されていないことでも自粛すべきだと思う。と、そこまで強くは思ってないがまん防に旅行に出る人がけっこう多く目についたのでそう書いておく。

闇営業しまくる同業者、在宅ワークできるのに推進していない会社、年末年始の行事(飲み会)を自粛しない人たちにあれこれ思うこともあるが「よそはよそ、うちはうち」というものだ。

批判的にならなかった自分を褒めてやろう。というわけでまん防が明け、確定申告も終わり、ちょっとした都合もあって福岡を旅行してきた。

旅行中、横にいる人がころころ変わった。その様子が筒井康隆の愛のひだりがわのようで楽しかった。

一人の時間もあった。暇にはならなかった。福岡はなんでもある。昼は温泉巡り、夜は飲み歩く。屋台の味は自分に合うものが見つけられなかったがどこの店でも店員さん、お客さん皆話した人は優しかった。

観光サイトに載らない地元の方がいく店をたくさん紹介してもらった。

名物より地元民が通う店のほうが好きだ。

中でも、もつ鍋なか山本店は、店の雰囲気も内容も大変良かった。

 ○
帰りの新幹線の電光掲示板に流れるニュースを眺めていたらロシアのウクライナ浸攻について流れてきた。それで先日ネトフリで観たイカロスのことを思い出した。

映像ではドーピング研究所の元所長が「わたしが(ドーピング技術を向上させ、それがバレないよう務めたせいで)プーチンをつけあがらせてしまった」と言っていて、まさかそれが侵攻には繋がるまいと思っていたが、それは平和ボケした自分の願いであった。
実際金メダルの数が歴代最高数に増えると支持率はあがり、権威主義国家ロシアは2014年、クリミアを侵攻した。

いついつでもロシアはスポーツ選手の命より金メダルを追い求めてきた。支持率が自己評価を狂わせ、外部からの評価にズレを発生させ、私物化された軍は戦争を始めた。

クリミア侵攻の結果ロシアは国際社会から倦厭されルーブルは暴落することになった。ウクライナ侵攻からローブルの価値が暴落したとニュースはいうがそれは違うと書いておこう。クリミア侵攻から下落が続けている。

自分には今回のウクライナ侵攻が第二次世界大戦のきっかけとなったブロック経済によって不況になったドイツ・イタリア・日本のように"侵攻するほかどうしようもなくなった状況"と重なってみえた。

歴史は繰り返すとはこのことを言うのではないか。

無論、日本も権威国家である。納税意識のない国民が莫大な建築費用をかけた設備と儲けのない東京オリンピックを開催させた。開催地に選ばれたことが失敗の始まりだったのは間違いないが、仮にコロナ渦がなく日本にドーピング技術があり金メダルの数が歴代最高数になっていたらどうなっていただろう。日本のネトウヨ化は今以上に歯止めがきかず今頃憲法すら変わっていただろう。

そんなわけないだろうと思いたいがロシア側が侵攻されていると信じているロシア人もいるくらいだ。自分が情報操作の対象である可能性は捨てきれない。

        ○
そんなこんな考えていたら大阪に着いた。

福岡という体験を金で買ってきた俺はその日深く眠った。起きて在宅ワークをこなし、夜は店をやり消費社会を継続させる生活を続けた。

数日後、あれだけ事前準備に時間を費やした給付金がこちらの手続きの不備で支給不可だと言われた。どう修正しようが再申請は不可とのことだった。じゃあなんのための自粛だったのかと思いもするがお役所仕事はこんなもんだと俺は諦めた。

要はまた自分の力で稼げばいいのだ。

闇営業しまくる同業者、在宅ワークできるのに推進していない会社、年末年始の行事(飲み会)を自粛しない人たちに乾杯。

コメント

人気の投稿