ブロガーは望まない
「昨日楽しかったな」と思いながら揺られる通勤電車。
なんであんなこと言ってしまったんだろうと後悔しながら飲むコーヒー。
あいつはバカだと毒突きながら飲むハイボール。
○
ファイト・クラブの原作を読み終えた俺は、コンビニでビールを手に取りながらこんなことを思っていた。
ここを出るとすぐにどこの誰とも知らない男に呼び止められ、人目のつかない場所に連れて行かれ、銃口を突きつけられる。
「お前の夢は?お前がなりたい自分は何だ?」と問いただされる。
今死ぬかこれから必死に生きるかのどちらかを選べと彼は言う。
その時俺はいったいなんて答えるだろう。
俺の夢。
夢?
楽曲と文章書いて他者に認めてもらうこと?
働きもせず酒を飲むこと?
飽くまで女を抱くこと?
実現したとしてそれがいったい何になるというのだ。
俺の夢。
本当の俺の夢はどこだ。
○
今日もテレビをつければ芸能人たちが謝罪の言葉を並べている。
金があろうが、有名だろうがしょせんは個人。
孤独で愚かな生き物であることには変わりがない。
警察やマスコミはかれらの恥を公表する。
「彼らは愚かな生き物です。こんな人間になってはいけません」
誰か、惨めな俺に銃口を突きつけてくれないか。
○
深夜、窓の向こうから流れてくるパトカーや消防車や救急車の音が俺を不安にさせる。
鳴りまくるラインやツイッターのDMに払拭しがたいしがらみを感じる。
日本から出て行きたくなる気持ちを抑えて眠る。
街は眠らない。
狂乱が続く。
○
誰にも会いたくない。でも誰かに自分の存在を知ってほしい、感じてほしい、忘れないでほしい。
そんな夜のためにブログはあるのだろう。
2018年。年の暮れに何を思い、何をエントリーしよう。
前にも書いたかも知れないが、何の切欠かある期間アクセス数が増えて人の目が気になるようになってからうまく書けなくなった。その気持ちが拭えないままだ。
成長の無い自分の文章に飽きてきたというのもある。
今年俺は33歳になった。
この歳になって繊細なのはむしろ危ないことだ、これで良かったのだと思うことにする。
今年は去年より孤独を飼い慣らせるようになった気がする。
マシな日が少し増えた。
そう、今年は去年よりずっとマシ。
近頃は年下の飲み仲間が増えた。そして彼らが時々見せる間違いを見て、つい数年前の自分を映してしまう。若い人の孤独を見てやはり若さとは孤独そのものだったのではないかと思う。
間違いなら俺もさんざやった。だから彼らに説教なんてしない。
Save your soul first.
それくらいの言葉しか出てこない。
他者が砂漠に水をやるように酒を飲んだり、ツイッターに本音書き殴っているのを見ると悲しくなるよ。
○
今年一番良かった映画は「ボヘミアンラプソディー」
漫画は「銀河の死なない子供たちへ」
ベストチューンは Twenty one pilots - The Hye
ベストアルバムは Low - Double negative
小説は今年発売されたのは読んでないから選べない。
○
今年は仕事をがらりと変えたのもあって、それに慣れるのに手一杯で他のことに挑戦しなかったが来年は飛躍の年にしよう。
まず曲を書く。ライブをする。今のところそれが自己顕示欲を煽動しやすいやり方だ。
ブログは他の道を探そう。
どうせ書けないのなら、悲しいけれど日記のようなものを書いていこう。
○
なんとなくだが、年末になると時間を作って地元に寄るようにしている。
まずくなった地元のうどん屋。やる気を失ったお好み焼き屋。
キムチが食べ放題じゃなくなったラーメン屋。
すっかりゴミ屋敷となった実家。
どれもあの頃には戻りそうにない。
ガキの時分には大きく見えた三角公園も今は小さく見える。
かわいそうな存在として捉えていた浮浪者も、今はただ愚か者の集団に見える。
奴らは道化。
俺だってそう。
この街に生まれてこなければなんて考えたって仕方ないが、妹がこの街以外で育ったならあんな結末を迎えることもなかっただろう。
これが俺の定めであり彼女の人生だったのだ。
何度も時分に言い聞かす。来年だってそうするだろう。
ブロガーは望まない。
なんであんなこと言ってしまったんだろうと後悔しながら飲むコーヒー。
あいつはバカだと毒突きながら飲むハイボール。
○
ファイト・クラブの原作を読み終えた俺は、コンビニでビールを手に取りながらこんなことを思っていた。
ここを出るとすぐにどこの誰とも知らない男に呼び止められ、人目のつかない場所に連れて行かれ、銃口を突きつけられる。
「お前の夢は?お前がなりたい自分は何だ?」と問いただされる。
今死ぬかこれから必死に生きるかのどちらかを選べと彼は言う。
その時俺はいったいなんて答えるだろう。
俺の夢。
夢?
楽曲と文章書いて他者に認めてもらうこと?
働きもせず酒を飲むこと?
飽くまで女を抱くこと?
実現したとしてそれがいったい何になるというのだ。
俺の夢。
本当の俺の夢はどこだ。
○
今日もテレビをつければ芸能人たちが謝罪の言葉を並べている。
金があろうが、有名だろうがしょせんは個人。
孤独で愚かな生き物であることには変わりがない。
警察やマスコミはかれらの恥を公表する。
「彼らは愚かな生き物です。こんな人間になってはいけません」
誰か、惨めな俺に銃口を突きつけてくれないか。
○
深夜、窓の向こうから流れてくるパトカーや消防車や救急車の音が俺を不安にさせる。
鳴りまくるラインやツイッターのDMに払拭しがたいしがらみを感じる。
日本から出て行きたくなる気持ちを抑えて眠る。
街は眠らない。
狂乱が続く。
○
誰にも会いたくない。でも誰かに自分の存在を知ってほしい、感じてほしい、忘れないでほしい。
そんな夜のためにブログはあるのだろう。
2018年。年の暮れに何を思い、何をエントリーしよう。
前にも書いたかも知れないが、何の切欠かある期間アクセス数が増えて人の目が気になるようになってからうまく書けなくなった。その気持ちが拭えないままだ。
成長の無い自分の文章に飽きてきたというのもある。
今年俺は33歳になった。
この歳になって繊細なのはむしろ危ないことだ、これで良かったのだと思うことにする。
今年は去年より孤独を飼い慣らせるようになった気がする。
マシな日が少し増えた。
そう、今年は去年よりずっとマシ。
近頃は年下の飲み仲間が増えた。そして彼らが時々見せる間違いを見て、つい数年前の自分を映してしまう。若い人の孤独を見てやはり若さとは孤独そのものだったのではないかと思う。
間違いなら俺もさんざやった。だから彼らに説教なんてしない。
Save your soul first.
それくらいの言葉しか出てこない。
他者が砂漠に水をやるように酒を飲んだり、ツイッターに本音書き殴っているのを見ると悲しくなるよ。
○
今年一番良かった映画は「ボヘミアンラプソディー」
漫画は「銀河の死なない子供たちへ」
ベストチューンは Twenty one pilots - The Hye
ベストアルバムは Low - Double negative
小説は今年発売されたのは読んでないから選べない。
○
今年は仕事をがらりと変えたのもあって、それに慣れるのに手一杯で他のことに挑戦しなかったが来年は飛躍の年にしよう。
まず曲を書く。ライブをする。今のところそれが自己顕示欲を煽動しやすいやり方だ。
ブログは他の道を探そう。
どうせ書けないのなら、悲しいけれど日記のようなものを書いていこう。
○
なんとなくだが、年末になると時間を作って地元に寄るようにしている。
まずくなった地元のうどん屋。やる気を失ったお好み焼き屋。
キムチが食べ放題じゃなくなったラーメン屋。
すっかりゴミ屋敷となった実家。
どれもあの頃には戻りそうにない。
ガキの時分には大きく見えた三角公園も今は小さく見える。
かわいそうな存在として捉えていた浮浪者も、今はただ愚か者の集団に見える。
奴らは道化。
俺だってそう。
この街に生まれてこなければなんて考えたって仕方ないが、妹がこの街以外で育ったならあんな結末を迎えることもなかっただろう。
これが俺の定めであり彼女の人生だったのだ。
何度も時分に言い聞かす。来年だってそうするだろう。
ブロガーは望まない。
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