冬の冷たさ、届かない声
寂しい夜にだけ飲んでいたブレンデッド「グレングラント1984 22年 CYNDICATE 58/6」を今晩あたり飲み終えそうだ。
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某ブログにて「冬季うつ」なるものの存在を知り、毎年冬場なると沈んでしまう原因に気付けた気がする。一度発症すると毎年発症するらしい。
原因は寒さではなく日照時間の短さであると書いてあった。
太陽の光を浴びないと人はおかしくなる。僕はアイスランドで一冬過ごした経験があるのでそれがいかに辛いか知っているつもりだ。
冬のアイスランドはずっと夜だ。昼三時頃にうっすら明るくなるとまたすぐ真っ暗闇に戻ってゆく生活はけっこう気が滅入る。
雪、オーロラ、天然温泉、なぜか泳ぐときスクール水着だったドイツ人と過ごした日々は僕の感性をそれなり豊かにしただろうが代わりに癒えぬダメージも受けて帰ってきたということか。そういえば帰国してからしばらく明けない夜と山風にじっと耐える夢をみていた。
あくまで僕の観測範囲でしかないのでこぎつけるのは良くないが、知り合ったアイスランド人にはうつ病が多かった。
冬は暖かい国で過ごせるよう人生設計を改めるのが闘病よりよっぽどまともな対策かも知れない。
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「渚にて」読了。
お涙頂戴物語には全く動じないが流石にこの結末には泣いた。
名作であった。放射能で汚染された世界を観測する潜水艦スコーピオン…この話を友人Tにすると結末が映画エンドオブザワールドみたいだと言う。調べてみると渚にてが原作らしい。内容はけっこう変わって、タイトルも別物になっているので二人ともピンと来なかったが、これほどの作品なら当然映像化されているだろう。
今度観ようと思う。聞くところによると小松左京の復活の日も面白いらしい。
ところで世界が放射能に包まれ人類最後の日が到来したら僕は何をするだろうか。どうせ死ぬなら、愛ゆえに食べないようにしている絶滅危惧種の鰻を滅茶苦茶食べたい。痛風を恐れて食べないようにしている明太子も口いっぱい頬張ってビールで流し込みたい。
食べる以外にやりたいことは何だろう。読書だろうか。アニメや映画鑑賞だろうか。音楽を聴くことだろうか、ブログを書くことだろうか、それは実際に死期を感じないと思い当たらないけれど、どんな最後が良いか明確に想像できたなら逆算しながら生きればいいんじゃないかなと思う。
今日はここまで。
PS
誕生日おめでとう。
プレゼントが届く場所にいるなら何か送るというのに、何もしてやれないのを悲しく思う。